上司が女装して出社してきたら・・・・

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ちょっとしたことがきっかけで
今日は僕が"マイノリティーなんだ!"と改めて実感

そう、僕が職場などありとあらゆる場において
差別されてもおかしくない人間であるということを。
(本当は差別されていい人は この世に一人もいてはいけないんですが)

いまさら?

という人が少なくないかもしれないが
さすがに30年も今の自分とともにいると
それを忘れてしまったりする。
ましてや自分が周囲に恵まれているから特にだろう。
恵まれすぎると 鈍感になってしまうのだろうか。

僕は大学の授業でも
アメリカでの日常生活でも
日本での生活の中においても

いろーーーんな人たちと 
幸か不幸か出会ってきた  (不幸なわけないですね。幸です)

僕のようなFTMやMTFの人
ある日突然ゲイになった人 ゲイだと気がつく人
完全なるバイセクシャル
先天的に男性なのにおっぱいがある人
定期的に女装しないと駄目な人
どこまでも男っぽいのに男になりたいわけではない人
複数の人を同時に愛せる人
昼の世界では絶対にカミングアウトしない人
同性愛者だけど偽装で結婚する人

また、直接の知り合いではないにしろ
大学の授業やゲストで

死体にしか興奮しない人
子供しか愛せない人・・・
動物しか愛せない人
異性装しないと興奮しない人
執拗に何かの物に興奮する人

たった一度セーフセックスをしなかったせいでHIVに感染し 
エイズが発病してしまった人

数え上げたらきりがない

だから僕は、おかげさまで、誰に何を言われても
興味は持つけど 驚きも非難もしない体質になった

たぶん

みーーーーーーーーーんな 
何かしらイレギュラー(大多数に入らない)
を持っているのを目の当たりにしてきたし

ただ、それが目立つか目立たないか
言うか言わないか
押し殺すか 素直に出すか 向き合うか 無視するか・・・・

それだけの差なんだと思う。

だから、傾向としてあるのは

"自分の中のイレギュラーな部分、大多数の人と違う部分、
世の中の道理に反してると言われかねない部分"


を、自分で打ち消してる人ほど

イレギュラーな事(マイノリティーな層) を非難蔑視する人が多い

気がする。

だって自分は無理して我慢して、その他大勢に合わせて生きてるし
それが人として、社会で生きるための義務や責任だ思っているから
それをほかの人にも求め、そうするべきだと思い、信じ込む。

そんなことを思いながらコンビにで立ち読みしていると

突然おおきな文字で 性同一性障害 と書いてある。
よく見かけるビジネス系の雑誌だ。

そしてその下に

もしもあなたの上司が女装して出社してきたら・・・・

みたいなことが書いてある。

? 女装? MTFの方であれば、別に女装ではないような気がするけれども・・・

うん。だけど世間から見れば、恐らく性同一障害なんて (←あえて皮肉風)

わがまま病、ないものねだり病 と取られていてもおかしくない。
つまり、みんな校則にしたがってるのに

僕はどうしても茶髪じゃないと生きていけないんです!

っていうのとどこか同じに見られている。ような気もする。

でも、それはある意味仕方のないことなのかもしれない。

記事だけ見ると、煮えくり返る怒り。

ふざけてるわけではなく、悲壮なる思いで女性の格好で出社した
彼のキモチが分るから


だけど、当事者でない周囲にしてみれば

"ふざけやがって、仕事場なんてみんな何かしら我慢してるのに
俺だってあんなダサい制服着たくないよ"

って思うかもしらん。

確かにみんな何かしら我慢している。
それが
仕事内容でも制服でも上司でも部下でも突然の移動でも。

"俺だって女に生まれたかった"
"あたしだって男になって・・・"

って思うことは皆あるかもしれないから。

確かに、複数の人間が共存する社会では、
ある一定のルールが必要なのも当然だ。

そんなことを思いながら記事を読みすすめると
その記事の主旨は別に性同一性障害どうたらではなく

もし会社にそういう人がいたら、会社として面倒なことにならないように

こうやって対処したほうがいいよ みなさん  ・・・・的なことだった。

要は、会社を、俺らみたいな面倒な人 からどう守るか的なマニュアル  w

まあ、ないよりいいんだけど、ちょーーーーっと微妙だった (笑)
そして極めつけは

性同一性障害の人に対しても、
"まだまだゲイやレズビアンのような同性愛者と同じとみて蔑視する人が多い・・・"
って書いてあった。

はーーーー??!!!

性同一性障害 → 障害だから理解しましょう
ゲイ・レズビアン → 同性愛者なので差別してもやや正当化されちゃう?

なーんとなく根底にこういう思想が見える気がするんですが・・・・・
これが根本的に俺は気に入らん!

だけど、前にも書いたけど、この思考はどことなく
性同一性障害者当事者や、そのパートナーの間でも蔓延している気もする。

"僕は女が好きだけど、僕は男として彼女が好きなのでレズビアンではありません"
"私の彼はFTMだけど、彼のことを男として好きだから私はレズビアンではありません"

はい。了解です。確かにそうです。
でも、その言葉を吐いている心の奥の奥の奥で

聞こえないくらいの声で 

"そう、私は異性愛者。みんなと同じ異性愛者。安心して"

みたいに言ってたりしないかな。。。。

少なくとも、僕のような腹黒い人間は 無意識にやってると思います。
認めます。だからこそ、自らにも腹をたて、雑誌にもムカツク。

まあ、違いをはっきりさせる必要性もあるのだろうし(ある側面では)
そんなに異性愛か同性愛かを区別することが大事だと
世の中の大多数の人が思うなら、きっと僕がおかしいんだろうし(笑)

まあ、この辺で・・・・

そしてその雑誌には、性同一性障害を理由に解雇された生物学的男性が
不当解雇で訴訟を起こすという記事があったが、

そこには "男か女かはっきりしろ!"っていう同僚の声があり

それに対するコメントとして

"だけど本人たちはそれで迷っているから
それはいわないように。" 
みたいなことが書かれてる。

それにしてもなぜ、
人はどうしてそんなに男女をはっきりさせてがるのでしょうか。

とってもグレーゾーンであいまいがお好きな日本人ともあろう
生き物がここぞとばかりに(^^;

ああ、そうか。
ここぞとばかりだからか。
他がグレーだらけだし 政治家も金も何もかも・・・・ 
だからここだけがんばっちゃうのか。
多くの人にしてみれば ほかのことと違って
悩まずに白黒はっきりさせられる分野だもんな~。

ある意味納得。
でも僕は白黒はっきりしない グレーがお好きで日本に帰国したんだけどね^^

おかげさま的で・・・ こちらこそ的で・・・・ 
責任の所在もなあなあなところ・・・ けっこう好きかも。

おっとこんな時間。とりあえず会社いきます w




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