2日前、ついに、性別変更判定会議の結果が届きました。
特に種類不備等もないので、NGってことはないとは予想していましたが
一応、これで
「ホルモン療法継続」と「乳房切除術」が
正式に承認されました。
後は、僕の仕事と財布の都合がつけば
いつでも胸オペ(乳房切除)ができます。
まあ、「感度」との都合がつくかは
わかりませんがw
で、今日は腰痛治療院でもGIDクリニックでもなく
近所の肛門科を訪問。
ナヌ?肛門科??って感じですが
実は最近、放置していた「痔」が、
かゆくてかゆくて、最近じゃ夜も眠れないので(泣)
泣く泣く訪問。
いくら慣れてきたとはいえ
戸籍の性別と見た目のギャップがあるGID当事者にとって
はじめて訪れる病院カンケイは、何かと説明が面倒なものです。
でも 痒くて痒くてそんなこと言ってられねーし。
受付で問診表をもらい いつもどおり下記のように記入。
////////////////////////////////////
性別 → 女性に丸をつける
現在、治療中の病気がありますか? → はい(性同一性障害)
現在、服用している薬がありますか? → はい(エナルモンデポー(男性ホルモン))
////////////////////////////////////
病気?っていうと微妙だし、服用している薬?というのも
ちょっと違いますが、これで大体伝えたいことは伝わります。
細かいことを言っても仕方ありません。
医療の現場では、安全で的確な治療のためにも
伝えるべきことを、きちんと伝えることが最優先です。
あとは、それ以上聞いてくる好奇心旺盛な先生と
「もうちょと興味もってよ?」っていう
完全スルー派の先生に分かれますが
ちょうど半々くらいな気がします。
でも、それほど驚かれることはないです。
で、待つこと15分、診察室によばれ
何事もないような顔で
「こんにちわ
」 と言うと
先生の目が
「ん?!??????????
」
となり、僕を上から下から凝視し
手元にある問診表の性別欄を何度も何度も確認。
その後10秒ほどの沈黙のあと
「君、男だよね?
」
とちょっと、怒り気味。(っていうより、不機嫌系)
(あら? ちゃんと伝わらなかったのかな。まさか、イタズラとか冷やかしで、問診表の性別欄を女性にしたって思われたのかな・・・と思い)
「あ、すみません。実は性同一性障害でして、男性ホルモンを投与しているので、見た目は男みたいなんですけど、脱ぐとワタクシ、女なんです
」
と説明。
「あっ、あっ あーーーー そういうことですね。ハイハイハイ
」
と、ようやく状況を掴んだ先生は
ようやく表情がほころんだ。
(ふぅーー 良かった良かった。それにしても、脱ぐと女って、俺のアドリブもどうなんでしょ。普通に体は女で良いはず)
「すみません、ややこしくて
」 と一応言ってみる。
いくつか質問された後
診察台に、海老みたいに横に寝かされ
ズボンとパンツを膝まで下ろす。
ちょっとは恥ずかしかったけど 冷静に考えたら
この時点まで
ずっと男と思われてなくてよかったーと胸をなでおろす。
だって、脱いではじめて
「タマタマがない!」 「もう一つ違う穴がある!」ってことになったら
今日みたいなおじいちゃん先生なら、相当驚かせちゃうかもしれないので
彼の心臓に悪いし、申し訳ない。
以前行った別のクリニックでは、見た目の先入観からか
僕が問診表で女に丸をつけたにも関わらず
まして、提出した保険証にも女性って書いてあるにも関わらず
カルテがしばらく「男性」になっていたのだから
人は「書類」や「文字」をあんまり見てなくて
見た目の「第一印象」で、即座に「性別」を判定しているんだなーー
と最近つくづく思います。
で、診察の方はズボズボーー
っと太めの器具でケツの穴を広げられる。
「イデデデデ・・・><」
(俺、まだそっちの穴はバージンなんですけど)
「器具入れますから、力抜いてくださいね?♪」
といわれても、なかなか抜けない(泣)
頑張って力を抜くも、痛いやら痒いやらで
ぶっちゃげ、婦人科健診より ぜんぜん嫌でした。
診断は切れ痔。
もらった座薬をさっそく入れると
いつもより「スポっ」っとあっさり入る。
そっか、もうこっちもバージンじゃないのか
なんて思いつつ、
普段からこちらの穴もお使いの方は
肛門科の健診も、余裕だったりするのかしら??
むしろキモチ良いとかなのかな??
なんて、馬鹿げたことをモンモンと考えて一日でした。
次回どこかの病院に行ったら
ためしに性別欄のところにも、(性同一性障害)って書いてみようかなと思います。
これは、あくまで相手側の立場にたった場合に
「相手によりわかりやすく」という意味でです。
以前は、「何で性別欄2つしかないんだよ!」 と
あらゆる場面で、苛立ったり、悲しくなったりした記憶があります。
もちろん、今だって微妙っちゃ微妙です。
でも、今はどちらかと言うとこう思う。
確かに、世の中はいつだって、マジョリティー(多数派)にあわせて作られていて、
それに該当しない人は、いつも理不尽な目にあったり、不当な扱いを受けたりする。
確かにそれは 一部の人間にとって残酷なことかもしれない。
しかし、大勢の人間が暮らす社会
ある程度「多数派」にあわせて世の中を形成していかなければ
どうにも収集がつかなくなるのもまた事実。
じゃないと、身長50cmの人から3メートルの人がたまたま数人・数十人いたからって
日本全国、世界全部の建物の天井を高くしたり
洋服のサイズを全部のブランドで そのサイズ分つくるのですか?ってことになる。
無知による偏見は恐ろしいが
過剰なまでの少数派保護も、ときに厄介かもしれない。
誰かを守る法律を作れば、必ず誰かが犠牲になる。。。
(近頃で言うと、脳死や臓器移植の件でしょうか)
何事も
バランスが大事!
全員に合うもの・全員を満たすもの・全員を救えるもの
それがないのは 仕方のない「現実」であり
宇宙に、何一つ全く同じものなど存在しない・しえない
という「真実」が存在するが故の もう一つの「真実」 なのかもしれない。
これを受け入れるのはきっと
ここに存在する人間たち・生物たちの
宿命
なのかもしれません。
なにやら、「肛門」の話とはかけ離れた感じの文章になってしまいましたが
そんなこんなもあり
ま、自分の性別のことなんだし
地道に自分が毎回説明すれば、それで済むっちゃ済むことか
なーんて、思うキモチのほうが強くなってきた
今日この頃でした。














お疲れ様です。
本日会社で健康診断だったんですが、
会社では女性(ということになっている)、
見た目は男性(パッと見ね)という矛盾を抱えているので、
レンゲン車の順番をを外で待っているときは
「ほら、女性は日焼けしちゃうから、日陰に来なさい」
と会社のおじさんには手招きされ、
しかしレントゲン技師には「男性の方お入りください」と
男性と共に手招きされ、、というカオスな状況になりました(笑)。
お疲れ様です。
私はまだ肛門科は未経験ですが、痔は大変ですよね・・・。
>次回どこかの病院に行ったら
ためしに性別欄のところにも、(性同一性障害)って書いてみようかなと思います。
これは、あくまで相手側の立場にたった場合に
「相手によりわかりやすく」という意味でです。
なるほど。
確かに、「相手にわかりやすく」伝えることは大切ですね。
今度から私も初めて行く病院で書く問診表には、備考欄にでも
「補聴器つけてますが、聞き取れないときもあるので?」って書こうと思います!
そのほうが私も病院側も安心して診察できると思いますしね。
>ゆうきさん
その後どうなったか、
どうくぐり抜けたかめっちゃ気になります!!
なんか、色んな場所で性別がばらばらで
なんか多国籍ならぬ、多戸籍って感じですねww
>wisteriaさん
そうですね。やっぱりお医者様もいろんあ患者さんみてるので、わかりやすくしてあげる工夫は大事かもしれませんね。一番いい治療を受けるのが最優先ですから^^