親子道 カミングアウトから早2年半


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今日は珍しく おかんから手紙が届いた。

アメリカから届いていた郵便物と一緒に
ハーゲンダッツのギフト券入り。

それに添えられていた手紙には こんなことが書いてあった。

「しばらくです。元気ですか?この間電話したときに
あれっ!?私ったらドジだから、違うところにかけてしまったのかな・・・
操作ミスで彼のところにかけちゃったのかしら??? と一瞬思ってしまうほど、
男の声が聞こえてきたので、少々ショックでした・・・。 
先日会ったときに、顔の吹き出物も治療の影響かな・・と
少し気になっていましたので・・・人の心って弱いものですね。」

と、めずらしく弱気な内容の手紙だった。

続いて、去年まで元気だった高校の同級生が、乳がんで亡くなったことも書いてあり
いろんなことをきっと、考えたりしたのでしょう。

親父がいない我が家で

「性同一性障害の治療に踏み切る子供を持つ親」 の気持ちを共有できる相手は

僕のおかんにはいないわけで、いくら親戚や彼氏にポツリを本音を漏らしたとしても

やっぱりおかんの中には、どうしょもないとはわかってても、

日々悶々と、1人で色々と思うところもあるのでしょう。

そりゃ、当たり前ですよね。

いくら無事カミングアウトも済んで

理解も得られて治療をすすめているとは言え

知識としての頭での理解に、ハートや感情やが追いつかないことは

誰しもあることだし、子供が体にホルやらメスを入れて治療するともなれば

事が事だけに 100%割り切ることは 一筋縄ではいかないはず。

きっと、親として 母として 人として 親友として

「一番の味方でありたい。理解者でいてあげたい。心から応援してあげたい」

と思ってくれているから 余計にたまに辛くなるんだろうな・・・って思います。

「性転換(←あえてこの言葉)なんてありえないし一生理解できない!あんたなんかうちの子じゃないわ。もう勘当よ!!この親不孝娘が!」

って、僕に怒鳴りつけて言える性格なら、実はもっと楽だったのかな・・とか。。。

改めて、自分が選択した「治療」という道に対しての「責任の重さ」

「周囲に与えるであろう影響」 の大きさを実感した一日でした。

 もちろん だからと言って後悔はないし 

罪悪感に限っては、まったくありません。

ただ、ぼくら当事者にはきっと

「周囲のショックや悲しみも、受け入れる強さ」 が必要であり

それを覚悟した上で、わが道を進む 「責任」 もあるんだな・・・

なんて、いつもとは違った角度から考えることができました。

正直、僕だってこんな切ない手紙は読みたくないし、親にはいつだって明るく楽しく元気でいてほしい!

僕が僕らしく 楽しく人生を生きようとしていることを

誰よりも祝福して欲しい気持ちにかわりはないけど

親なんだから 人間なんだから 
複数の相反する「想い」を巡らすのは当然だし

きっと、それを唯一してくれるのは 親だけなのかもしれない。

親や誰かのために自分の人生を犠牲にする必要も 
やりたいことを我慢する必要もないはず。

でも

そんな周囲があって今の自分がいる
みんなの支えが会って今の自分がいる

当たり前だけど、それだけは絶対に忘れてはいけないと思う。

そう思えば、たとえ相手が怒ったり悲しんだり、
耳をふさぎたくなるような言葉を発してきても、
もっともっとやさしいキモチで、それを受け入れられるような気がしました。

とりとめなく書いてしまいましたが
心配してくれているおかんをどうしても安心させたい!というキモチが
今まで以上に強くなりました。

31歳 決して若くはないですが
そろそろ 一旗挙げるしかないですな。

さあ なんの旗にしよーーーーーー。 

それで、100%安心させられるとは思わないけど

何もないよりはいいはず

同じような志のある方 いましたら是非ご一緒に。

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コメント(5)

はいはいはい
一旗あげますっ!!!!!

本当に親の気持ちが分かる年になったなぁと
この頃よく思います
申し訳ない気持ちと
感謝と・・・

うちも親としては色々あると思うけど
でも自分のやりたいことをやりなさい、と
親の為じゃなく自分の人生だから、と
自分で責任がとれる中で
自分が幸せと思うことをしなさいと言われてます
ホントありがたい

感謝の気持ちを忘れずに
頑張って生きていくことが一番の親孝行だと思っています

僕も賛同します!
僕は最近39歳になりました。不惑の年のリーチですが、まだまだ惑いまくってます(笑)
30代に入った辺りから誕生日は親に感謝する日だなと本当に心から思えるようになりました。
親や周囲の為にも僕はずっと「このまま」の自分で生きて行こうと思っていました。でもそれってけーじろーさんの言うように『周囲のショックや悲しみも、受け入れる強さ」やそれを覚悟した上で、わが道を進む「責任」』から逃げてたんですよね。それを全てを背負う覚悟が出来たのが38歳。めちゃめちゃ遅咲きながら38歳からGID治療を始め性別変更までの道のりを今歩んでます。
もうすぐ親に全てをカムするつもりですが(親以外の親類はカム済)少しでも親に迷惑かけず心配かけないようにの勝負どころだと思ってます。とは言っても、やっぱりずっと心配はかけるだろうけど、僕も色んな一旗あげれるだけあげて、少しでも安心させられるように頑張らねば!と思ってます^^
お互い頑張りましょね!!

治療をはじめたのが38歳。
一応の治療を終えた今、自分は42歳になっています。

おっしゃっていること、そのとおりだと思います。
お若いのに(笑)できていますね。

3年ぶりに親に「ボーナスからのお小遣い」を渡すことができました。

僕の一旗。

もう一旗あげるつもりです。

>kenさん
コメントありがとうございます!
僕も早く親にお小遣いあげるぞーーーとやる気になりました。上限金額がないクレジットカードを渡すのが目標です。好きなだけ使いなとか言ってみたいっすww

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