虎井まさ衛さんと 親父の遺言


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昨日はひょんなことをきっかけに 
たぶん、日本で一番有名なFTM?!ではないかと思われる
虎井まさ衛さんとお会いしてきました。

虎井さんと言えば、ドラマ「3年B組金八先生」に
登場した性同一性障害を抱える鶴本直(上戸彩)のモデルにもなった方で
(参照 http://www.mammo.tv/interview/archives/no083.html )

たぶん、いや
ほぼ絶対的に

彼の存在なくしては、今の我々性同一性障害者が、
戸籍の性別変更を変えることができるような
世の中には、今もまだ、なっていなかったかもしれない・・・・

という、いわばパイオニアというか
師匠というか、とにかく「FTM」なら 
足を向けて寝れないくらいの存在の方です。

(参照:戸籍の性別変更を申し立て 特例法施行で虎井さんら

FtMの中でも、彼はかなり「究極のトランセクシャル」寄りなので
ある意味「性差」のくっきりした(特に当時の彼の)考えだったりに

FtM当事者の中でも、少し違和感を覚えた人もいたかもしれないが

あの当時、あの時代、あの日本を、あの政治家を、あの法律を

なんとか動かすためには
あれくらい「男」「女」差を極端なくらい訴えないと
きっとこの国では、何も動かなかったのだろと思う。

僕自身、自分が治療をするかしないか
まだまだ悩んでいた時代は
(というより、なんとか踏みとどまろうとしていた時代は)

性同一性障害 = 身体的な治療

みたいな流れが、社会の一般常識になったり
主流になることに、ある意味「危機感」を覚えた時期もあった。

だって、絶対に人のセクシャリティーも性自認も
グラデーションのようなものだから
男女だけで二分したら
ぜったい間の人がまた苦しんで 行き場を失うな・・・っていうのは
容易に想像がついたから。

このことは、僕の開設最初の頃のブログに如実に現れているが。

僕自身は、恐らく限りなくTS寄りなのに
なんとか、親からもらった身体にメスを入れないで済むように

必死でTG寄りになろうと
無理やり試みていたときだ。

(かなり適当な解説でゴメン↓↓)

※TS=ホルモン療法や外科的治療を受けて、自分の身体を自分の好む性と可能な限り一致させたたいと強く願う(性器にこだわり強し)

※TG=身体の性(sex)と本人が自己認知する性(gender)が一致しないが、性転換まではしないとか、ホルモン療法のみとか、(中にはなにもしない人もいる)。(
社会的に望む性で生活できていればそれでOKとか、性器そのものより、社会における性の役割重視派)。

当たり前だが 人はついつい
自分がいる「サイド」の都合の良いように
ものごとを見てしまうし
そのものさしで、世の中も人のことも
判断してしまいがちだ。

だから、TG寄りになろうとしてた頃の僕は
ろくな知識もないくせに

「所詮、身体なんて死ねば灰だ。自分の精神のレベルを上げれば、身体の性別に執着しなくなり、女の身体でも生きていけるはずだ。自分の体にこだわっているなんて、自分の魂のレベルが低いからだ。だから僕がもっとレベルアップすればいい」

と、まるで「身体をいじる=魂レベルが低い」

とさえ、思い始めていたのだ、というか
そう思い込もうとしていたのだ。(ああ、恐ろしい)

治療しないための言い訳が欲しかった当時の僕には
それしか「治療回避」の方法がなかったのでしょう。

(注:治療をしない人の理由は様々です。そこまで違和感がないから治療しない人もいるし、胸をとるだけで安堵感を得られるなど、各々が求める治療内容や生き方に、優劣もありません。“治療をしないための言い訳”が欲しかったのは、あくまで僕個人のことですので誤解のないよう。)

もちろん、今はそうは思わない。

つーか、なんであんなに必死になってまで
治療をしない道を選ぼうとしていたか、正直不思議です。

治療は「したくない」「する必要がない」ならそれでいいけど

あんだけ僕は治療したかったのに
治療せずに一生を終えられるはずなんてない ことくらい
ちょっと考えればわかりそうなものなのに(^^;;

まあ、そんなわけで
とにかく虎井さんには、いっぱいお礼を言ってきました。

「虎井さんたちが動いてくれなければ、今の僕らの選択の自由も、生きやすい世の中もなかったです。本当に感謝しています。」

だって、所詮
あーだのこーだの、我々が偉そうに悠長に言えるのも

"戸籍を変えられるという可能性” を

彼らが作ってくれたからに他ならず

そえがなければ、きっと今だって

病院も、就職も、家を借りるのも、パスポートをとるのも、免許を更新するのも・・・・

性同一性障害の人には
何もかも不自由なままだったと思います。
(無論、今でも全てが解決したわけではありませんが)

そんなわけで、色々な話をしつつ
そろそろ帰宅の途に・・・と思っていたところ

僕が「自分の愛読書」の話をしたら
(虎井さんも読まれていたのを虎井さんの本で知っていたので)

「私、(オーラの泉とか出てる)江原さんみたいなことできるんです」

とおっしゃるので

「え!まじですか?じゃあ僕の前世とかわかるんですか???!!」

となり、急遽

虎井さんが、僕のことを見てくれることに。

僕自身は、無宗教ではあるが
でも、見えないものを信じないわけではなく
第六感とか目に見えない力とかていうのは

小さい頃から興味があったほうです。

というより、

目に見えるものでさえ、こんなに溢れてるんだから
目に見えないものがあったって、何も不思議ではない


っていう、シンプルな発想です。

人間の 「視力」 ごときに
世の中の 「全て」 が可視できていると考えるほうが

ずっと「不自然」 
ていうか

図々しいにもほどがあるっていうかw


しかし、

前世とか、そういうことに
興味がなくはないけど

いざ自分のことを見てもらうのは

「なんかいいや」「ちょっと怖いし・・・」

って気が引けていたのは事実です。

でも、昨日は不思議なことに
なんか知らないけど直感的に

「この方になら、見てもらいたい」

そう思えたので、急遽見てもらうことにしました。

何事においても
鼻から疑うつもりもないが、鵜呑みにすることもない
(はいはい。いつもの性格です)

そんな僕は、お願いしたにも関わらず
当然最初は半信半疑。

しかし、何も僕の情報など知らないはずの虎井さんが
ビシバシ色々当てるものだから

鳥肌の連発w

最初は2つ3つ聞いたらそれで終わりにしよう・・・

なんて思っていたら、気づいたら

自分のビジネスのこと、嫁のこと
嫁のお母様ことまで

なんやらかんやらで
20個くらい質問してしまっていました。
(何て欲深い人間でしょう)

それなのに、嫌な顔一つせず
丁寧に見てくださった虎井さんには
もう、何度お礼を言っても足りません。

色々言われたので細かいことはまたいつの日か?!

という感じですが、とくに印象深かったのは

「僕が社長になる」 ということと

一番は 「僕の親父」 のことです。

ブログを読んでくれている方ならご存知かもしれませんが
僕の親父は僕が20代半ばのころに自殺しました。

(参照: 一人追悼式典

それも、もう10年も会っていなかったので
一体その間、親父が何を考え、何を思い、どんな風に生活し
どんな思いで死んでいったのかなど

知る術などなかったのだ。

遺書などなく、唯一残っていた遺品に
中国の菜根譚という古典の中の言葉が書かれていたくらいだ。

それを日本語に訳してみたとき、何となくは
ビジネス(経営者)が覚えておいたほうが良い理念なのかな・・・

とはウスラボンヤリ思いましたが

そこまで深くは考えませんでした。

しかし、思い切って虎井さんに

「親父、何か僕に言い残したことないですか」

と聞くと

なにやらノートに書き始め
それまでの声のトーンとは全く違う感じになり
何も知らないはずの虎井さんが

「何を恨んでいたわけでもない。娘には悪いことをしたと思っている。自分の弱さのはけ口が、弱いもの(つまり僕)に向いてしまったのだ。私は一生を無駄にしたと思っている。死んだのはただ、なんとなく死んだ。計画して自殺したわけではない。娘には幸せになってほしいと思っている。そして、老子のことを学んで欲しいと思っている」

と読み上げてくれたのだ。

虎井さんには意味不明だったらしいが
僕には、すべてのつじつまが合う内容だった。

100%親父が言っているに違いない内容だった。

これには鳥肌がたった。

何も知らない虎井さんが、「老子を学んでほしい」
などというはずがない。

帰宅後、あわてておかんに電話した。

「親父が好きだったのって老子だよね?」

「うん。確かそうだった。急にどうしたの?」

一部始終を説明した。
おかんも多少驚いてはいたが

一番驚いていたのが、僕が虎井さんと会っていたことだ。
(オイ そこかい ww)

「あのNHKとか出てる方でしょ。あの人オジサンだよね?。全然女じゃないわよね?。」
(だからそこかい!!ww)

まあいい。
おかんと僕が、FTMである虎井さんトークで
盛り上がれる仲になれるなんて
最上最高に恵まれているんだから。

帰宅して、あわてて「老子」について調べた。
まだ詳しくは見てないけど

本当に「社長職」につくなら
ぜひとも学んでおきたいと思う内容のようだ。

これは、親父が最後にくれた
僕へのプレゼントだと思う。

不覚にも、帰宅してから
興奮のあまり、嫁の前で泣いてしまった。

あーーーーーーーーーー はずかしい。

もはや 親父が本当に言いに来たかどうかは問題じゃない。
でも、僕はそう信じて
「老子の教え」を、まじめに学んでみようと思う。

そして最後に虎井さんに聞いた。

「親父は生前、大好きだった中国に一度も行けなかったので
位牌を中国(万里の長城)で散骨したんですが、親父は喜んでますか?」


すると

「とても嬉しかった。娘が私を恨んでいなかったことがとても嬉しかった。幸せになって欲しい」

そう、虎井さんが伝えてくれた。

ああ 良かった。
本当に良かった。一つでも親孝行ができたんだと思うと
なんだか僕の肩の荷が降りた。


まあ、そんな中でも、実は
一番ウケたのが

「娘には・・・ 娘が・・・」 と繰り返している親父に

「娘だって。ごめんね。娘なんて嬉しくないよねー。ごめんね」 と、

親父の代わり?!に僕に謝る虎井さんが

なんだかかわいかったです(笑)

そりゃしょうがないっすよね。
親父にしてみれば、多分永遠に僕は娘ですからww

読み上げられた文章が、もしも「息子」だったら
逆に内容の信憑性を怪しんでたかもしれませんww


信じない人は信じないかもしれない。
ただの偶然って言う人は言うかもしれない。

でも

別にそれはそれでいい。

ただ、僕の心は本当の意味で
やっとスッキリした。

たぶんこういう「見えないもの」って
嘘とかホントとかってよりも

「それをやって、それを聞いて、自分が楽になるかどうか」

それが大事なんだと思うから。

お忙しい方なのでなかなか難しいかとは思いますが
またお会いしたいなと思える
会っているだけでとても癒される素敵な方でした。

ちなみに僕の前世は

沖縄にいた貿易商だそうです。

嫁の祖先がいる「台湾旅行」に続き
「沖縄旅行」まで加わりそうです。

あー 旅費稼がねば。

参照:

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コメント(8)

おーすげー!
おもろいねぇ!
俺もこういうの半信半疑な部分があるけど、
不思議なことは大好きだからな!!
いい刺激になったね!

よ!将来の社長さ?ん♪

私は、占いとか、前世とか、全く信じない人間なんですが、けーじろーさんみたいに言い当てられたら、やっぱり信じたくなりますよね。

良いヒントが得られて良かったですし、心の安らぎも得られてなによりでしたね。

前にも言ったかもですが……。
けーじろーさんは、いつも上手く自分の考えを表現しているので感心します。
いろいろなひとの立場や考えを考慮しながら、ちゃんと自分の考えを、やんわりと、でも、ずばっと!述べてるところが、男らしいです(^o^)/

言いたいことが、ちゃんと伝わって来て、でも声高じゃないのが偉いです。

褒め過ぎ???(笑)


私も虎井さんの著作は読ませていただきました。
壮絶というか……。
色々、考えさせられる御本でした。

こんばんは!虎井さんに会ったんですね〜!

昨日、偶然(?) 恵比寿の「沖縄」料理屋で
虎井さんの話をしていたんですよ(笑)・・・。
しかも・・・自分の父親を亡くした話もしてました。

目に見えないもの・・・第六感?偶然が必然だったり、
引き寄せられるものってありますよね。
あまり人に言うと頭がおかしいと思われるので
いわないけど(笑)・・・僕もそーとー色々な体験してます(笑)

ちなみに・・・僕の前世は・・・特攻隊員だったらしいです。。。

尊敬する人に会えるなんて幸せですね。
僕自身人生の先生に直接会うことが叶わないので少し羨ましいです。
生きていれば直接でなくても自分の人生に影響を与える人は多々あるとおもいますが、そうやって人に感謝できることは素晴らしいことだと思います。

お父さんの話は少し驚きました。
壮絶な人生、ぼくも一般的な人生ではなかったけど、いろんな葛藤を経て今のけーじろーさんがあるんだと改めて尊敬しました。

 それから、虎井さんの能力について僕が感じたのは、虎井さんは宗教者ではなく、まれに見る超能力者なんだなって思います。

江原さんのように自分の能力を商売に使うわけではなく、たぶん信頼のできる人にしか能力を使わないのでしょうね。そういう人の方が信頼性はあるとおもいます。

けーじろーさんが体験したことは事実で、誰も虎井さんの能力に疑う余地はないと思いますよ。

 よく人の未来が見えてしまう能力を持つ人の話を聞いたりしますよね、実際自分にそういう能力がないので推測で信じるしかないのですが、この広い宇宙に「人」という文明を持った生物がいること、これだけの生物が存在する「地球」があること自体が不思議ではないかと思うんです。

 人がまだ宇宙から地球を見た事がない時代、ユングという著名な心理学者が臨時体験をしたそうです。
無事"生き返った"ユングは臨時体験を、体が宇宙に溶け込んでいくようなことを語ったそうですが、その時「地球は青かった」と話したそうです。

 人間、いくら文明が発達したとはいえ、人類の科学は、森羅万象ほとんどの事象を解明できていないと思います。
だから、けーじろーさんの体験は不可解だけど、ひとつ過去のわだかまりを解決できた事実は、光っていると思います。

僕も自分のことを聞いてみたくなってしまいました?。

久しぶり?。
お父さんからのメッセージに鳥肌が
たって、泣きそうになって思わずコメントしたよ。
ほんとに良かったね!!

>まいける くん
そうなのだよーー。自分でもびっくりだったよ。
まあ、なんでもいいように解釈して
このままほんとに社長になってやろうと思いますww


>つかささん
褒められると調子にのるので、あんまり褒めないでくださいねw
でも、たまには褒められるとお世辞でもうれしいです(^^)/
いつか出世しても?! 色んな立場が理解できる、柔軟で、かつ、いつまでも謙虚な経営者でありたいものです。あとはエロスを忘れない人でありたいw


>CYUSUKEさん

前世が特攻隊員なんてすごいですね!なんか、ちょっとカッコイイです。今のご自身の性格に反映されてるっていう部分ってありますか?ちょと気になります。

>ひーさん

長文コメントありがとうございます!僕自身は、まったく壮絶な人生を歩んだとも苦労したとも思ってないですが、今回のことは本当に何かスッキリしたので、体験できて良かったです。これも本当に、皆さんのお陰です。虎井さんは本当に素敵な方でしたよ。ぜひ、ひーさんにも会っていただきたいと思いました(^^) ひーさんも聞きに行きます?!

>mikaさん
お久しぶりです!!僕も当日鳥肌立ちまくりでしたよ。一緒に共感してもらえて、なんだかめっちゃうれしいです。そろそろ十文ジャーの会、やらないとですね。僕の外見が変わりすぎる前にww

うわぁ、またシンクロしたー!爆笑
面白いことになりそうでワクワクします
やるしかないです、社長!

けーじろーさん、こんばんは。

そうですね、引き継がれてる部分はあるにはあるんですよ。

前世を知る前から飛行機が大好きだったとか、
洋服や靴も自然と同じようなモノを選んでたとか、
真っ暗闇が嫌いとか、これは性格じゃないですけどね(笑)

性格の部分はおそらく反面で「争いごとが大嫌い」です。
闘争心もあまりない、、、みたいな。。。

けーじろーさんは沖縄の貿易商ですか。
貿易商といえば頭脳明瞭な感じしますね。
このサイトを見れば何となく解る気がします!

沖縄は僕も大好きでよく行ってるけど、
本当に良いところなのでぜひ、奥様と行ってみてください。

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