GID用語説明・解説

このブログで出てきそうな用語をまとめました。 完璧ではないですが、ご参考までにどーぞ。

GID:

性同一性障害(Gender Identity Disorder)の略称。

身体の性別と自認の性別が一致しない状態(ジェンダー・アイデンティティーが一致しない状態)。

心と身体の性が食い違った状態のことを指します。

FTM <エフ・ティー・エム>:

Female to Male(女性から男性へ)の略称。

身体的には女性で、性自認が男性の人のこと。

または、女性から男性への移行者(性の移行をした人)、移行を検討している人のことで、

FtM、F2Mとも表記されることがあります。

おなべ:

GID(性同一性障害)は、『医学的疾患名』であり、男性→女性、または女性→男性の性自認と身体的性が食い違っている状

態の総称ですが、「おなべ」は主に、職業上、女性が男装したり、女性同性愛者の男性的な役割をしている人、または、男性の心を持ち、女性の身体で生まれてきた人のこと(FTM)などを指す用語です。

「おかま」に対する言葉として生まれたが、昨今では侮辱的ニュアンスを含むため好まれない場合があります。

MTF <エム・ティー・エフ>:

Male to Female(男性から女性へ)の略称。

身体的には男性で、性自認が女性の人のこと。

または、男性から女性への移行者(性の移行をした人)、移行を検討している人のことで、

MtF、M2Fとも表記されることがあります。

ニューハーフ:

ニューハーフは「おなべ」の反対で、生まれもった性別は男性ですが、現在は女性的な外見で、ショーパブ、テレビなどで活動する人の俗称です。この言葉は、桑田佳祐が作ったと言われています。ニューハーフは、自身をGIDと考えている場合、職業として活動している場合がある。

おかま:

男性同性愛者、または女性を装う男性を指していう言葉で、侮蔑として使われる場合があります。

MTF(男性→女性)のトランスジェンダーが自称したり、男性同性愛者の一部が侮蔑的なニュアンスを逆手に取って、「オカマ」と用いることがあります。

ただし、上記どちらの当事者ではない人が用いる場合には、差別的な要素を含むことが多いので、

問題になることがあります。

FTX/MTX <エフ・ティー・エックス/エム・ティー・エックス>:

FTMやMTFのように、自身の性に対して違和感は感じてはいるけれど、身体を性自認の性別に合わようとする気持ちが強くない人、またはまったくない人。Xというのは、Xジェンダーのこと。

ホルモン療法(hormone therapy):

心と身体の性が異なる状態の人々に対して行う療法。また、更年期障害の人に対しても実施することがあります。男性ホルモン剤、女性ホルモン剤、それぞれいくつか種類があり、医師と相談の上、頻度、投与量などを決定して実施する療法です。

性自認:

自分のことを男性または女性であると認識していること。性自認と、体のせいがずれている場合がGIDである。

性指向/性的指向(Sexual Orientation):

性欲や恋愛の方向を表す言葉。 自分にとっての異性にそれが向けられている場合は、「異性愛(ヘテロセクシュアル)」といい、自分にとっての同性にそれが向けられている場合は、「同性愛(ホモセクシュアル)」という。 また男女両方にそれが向けられている場合は、「両性愛(バイセクシュアル)」と表現されます。これ以外にも、無性愛、非性愛、全性愛などがあります。

ジェンダ

社会的・文化的な性のありようのことを一般に、日本ではジェンダーといい、生物学的性とは区別して提唱された概念です。

ただし、欧米においては"gender"は、生物学的性の概念を含み、また文化的な差異とも異なるものとして認められているそうです。

ジェンダー・アイデンティティー:

性同一性の訳として用いられてきましたが、最近ではカタカナのまま使用することで周知されるようになりました。ほぼ同義語に、「性自認」「自己の性認識」などがあるようです。

ガイドライン:


日本精神神経学会が作成したもので、正式名称は「性同一性障害の診断と治療のガイドライン」。

2009年5月現在、第3版が最新版となっている。

詳細は、下記参照。
http://www.jspn.or.jp/05ktj/05_02ktj/pdf_guideline/guideline-no3_2006_11_18.pdf


特例法 :

正式名称は、「性同一性障害の性別の取扱いの特例に関する法律」で、施行は2004年(平成16年)7月16日。

専門的な知識を有する医師2名以上によって「性同一性障害」の診断を受けている者で、ガイドラインの定義と概ね一致し、なおかつ、次の5つの要件を満たすとき、家庭裁判所の審判により、法令上の性別の取扱いと、戸籍上の性別記載を変更できる法律です。

1. 20歳以上であること

2. 現に婚姻をしていないこと

3. 現に未成年の子がいないこと

4. 生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること

5. その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること

※4、5の要件は、性別適合手術を受けていることに概ね対応する。

パス 

自分の望む性で社会に適合していて、周囲から見破られないこと。

リード:

「パス」とは反対の意味で用いられ、周囲から元の性別を見破られてしまうこと。

TV/トランスベスタイト/トランスヴェスタイト :

Transvestite / Transvestism。「異性装者」・「異性装」のこと。

異性装者には身体とこころの性の不一致がない、つまり性別違和感がないとして「性同一性障害者」と区別していたようですが、昨今ではその区分けは容易ではないとされています。

FTMTVであれば、男装をすることで心が休まり、性別の違和感を解消できる人も中にはいるそうです。

TS/トランスセクシュアル :

Transsexual/Transsexualism。性同一性障害の中でも心と体の性の不一致を強く感じている人たちのことで、この二つを一致させるために性別適合手術を強く求めている人たちのこと。

TG/トランスジェンダー :

Transgender/Transgenderrism。身体と心の性の不一致から、反対の性で生きようとする人。日本語の定訳が未だない状態でこのまま使用することが多い。

SRS/性別適合手術 :

Sex Reassignment Surgeryの略。性別適合手術のこと(「性転換手術」は俗称)。

海外では、厳密には生物学的性別の変更ではないため、GRS(Gender Reassignment Surgery)が使われることもあるようです。

カムアウト/カミングアウト :

自分のことを周りに公表すること。

セクシャルマイノリティ:

性的少数者を総じての呼称。性的少数派、性的マイノリティとも言う。

何らかの意味で「性」のあり方が非典型的な人のことで、同性愛者、両性愛者、半陰陽者、トランスジェンダー(性同一性障害を含む)などが含まれると考えられています。

セクシュアリティ :


性的関心。性的指向。性の認識。性行動や性的振る舞いの総体。

ホモセクシャル :

男性同士または女性同士の間での親愛や性愛、その性的指向のこと。同性愛の性質を持っている人のことを同性愛者、英語でホモセクシュアル(Homosezual)という。常用的には、男性同性愛者をゲイ(Gat)、女性同性愛者をレズビアン(Lesbian)と呼ぶことが多い。

ストレート :

異性愛者を指す俗語。

性的指向のうち、異性愛を意味する呼び名のひとつ。同性愛(レズビアンやゲイ)、両性愛(バイセクシュアル)などに対応する言葉。日本では「その気(け)のない人=ノンケ」ともいう。

バイセクシャル :


両性愛。異性にも同性にも、憧れや精神的な魅力、あるいは性的・肉体的な欲望を抱くような性的指向のこと。

Aセクシャル/エイセクシュアル :

無性愛。性的指向がない状態のこと。英語で「asexual」という場合は、性的行為を望まない場合を示すため、非性愛に該当する。

インターセクシュアル/インターセックス/IS :

「半陰陽」「ふたなり」とも呼ばれる。遺伝子、染色体、性腺、内性器、外性器などの一部または全てが非典型的であり、身体的な性別を男性や女性として単純には分類できない状態のこと。

近代医学では、インターセックス児が生まれた場合、どちらかの性を判定し、養育上の性に合わせて内外性器を切除・形成することが奨励されてきたようですが、昨今は、養育上の性と一致しない性自認が発達したケースが報告されるようになり、治療方針の見直しが議論されている。

ホモフォビア :

同性愛または同性愛者に対する不合理な恐怖感・嫌悪感・拒絶・偏見のこと。男性同性愛に対するものが多い。同性同士の親密なもしくは性的な関係や行為に対する嫌悪感や攻撃、無関心を装った無視。

ホモフォビック (Homophobic) とは「同性愛者に対する偏見のある」という意味。ホモフォビックな人物はホモフォーブ (Homophobe) と呼ばれる。

クィア(Queer) :

元々は「不思議な」「風変わりな」「奇妙な」などを表す言葉でしたが、現在では、セクシュアル・マイノリティの人々全てを包括する言葉として用いられることが多くなってきている。

同性を性愛の対象とすること。また、そのような関係のことを表す場合もあるようです。

LGBT :

Lesbian、Gay、Bysexual、Transgenderの頭文字をとった言葉で、性的少数者、何らかの意味で「性」のあり方が非典型的な人のことを言う。性的少数派、セクシュアル・マイノリティ、性的マイノリティとも言う。

レズビアン(Lesbian) :

恋愛の対象として、もしくは性的に他の女性に惹かれる女性のことである。女性の同性愛者。

なお、よく知られている省略形「レズ」は侮蔑の意味合いを持つため、略す場合は「ビアン」と略すのが無難。

詩人サッフォーがレスボス(Lesbos)島に美少女を囲った故事に由来するが、サッフォー自身はレズビアンではなくバイセクシュアルであった、というのは有名な話だそうです。

ゲイ(Gay) :


広く同性愛者一般を指す英語ですが、日本では主として男性の同性愛者を指す言葉。ただし、アメリカ合衆国などの英語圏ではゲイが男性同性愛者を指す場合とレズビアンも含め全同性愛者をゲイと呼称する場合があります。

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